地震対策>地震で預金通帳紛失したらどうなる？

　地震による火災や津波で家を失い、預金通帳やキャッシュカードを
無くしてしまった場合どうすればいいのでしょう？
途方にくれてしまいそうですが、そういった事態を想定して
金融機関は非常措置を取ってくれるようになっています。
免許証などの身分を証明できるものがあれば払い戻しができます。
そういったものもいっさい無くしてしまった場合でも、
住所や電話番号などの個人情報から照合して
可能な限りの便宜を図ってくれますのであわてないでください。

不幸にも罹災してしまった場合に
必ず受け取らなければいけないのが「罹災証明書」です。
これは、災害によって失ってしまった運転免許証や
パスポートの再発行、義援金の支給、税金の減免手続き等、
被災者の生活を再建していくために必要な様々な場面で
大きな支えとなってくれるものです。
必ず受け取りましょう。

ところで、あなたは家庭の耐火金庫に通帳などの
大切なものをまとめて入れてありませんか？
これが意外と安心できません。通常は１〜３時間の
耐火性しかないので、延々と燃えている家の中では
限界があります。また、小型のもは火事場泥棒に持って行かれる
可能性も十分にあります。
できれば貴重品は銀行などの貸金庫に預けるのが
賢明と言えるでしょう。