地震対策>あなたの家は地震に強い家？弱い家？

　あなたの家は地震に強い？それとも弱い？
地震が起きた時に死亡原因の多くを占める圧死。
家具の下敷きなどによるものもありますが、
家そのものの倒壊による圧死も非常に多いのです。
それではいったいどんな家が倒壊しやすいのでしょうか？

ひと言で言うと「頭でっかちの木造家屋」です。
一階に空洞（車庫や大きな窓など）が多く、
二階に壁や家具類が多い家。また、かわら屋根の家も
リスクが大きいです。
住宅の工法によっても違いがあります。
プレハブやツーバイフォー工法の家は比較的強いですが、
地盤や耐震設計などの条件がそろわない中で建てられた
従来工法の家は揺れに弱い事が分かっています。

木造住宅を支えているのは丈夫な柱です。
太い柱が二階までどーんと通っていれば安心ですが、
継ぎ足したような柱は危険です。
また、いわゆる「筋交い」を施すことによって、
地震に対する抵抗力を強くする事ができますので、
積極的に取り組みたいものです。
現在の建築基準法では、「筋交い」は義務付けられています。